2008年12月09日

二川孝広〜The Magical Player 3【クラブW杯に出場するガンバ戦士たち】

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◆ストイコビッチ絶賛
 二川は、高槻FCからガンバ大阪ユースに入団後、めきめきと頭角を現す。ユース時代はボランチを務め、その展開力は際立っていた。当時のトップチームに、日本人パサーが見あたらなったこともあり、当時からサポーターの期待は大きかった。1999年に就任した早野宏史も、その能力に着目し、徐々に試合出場が増え続けていく。そんな折、二川と対戦した名古屋グランパスエイトのストイコビッチ(当時は現役)が絶賛したこともあり、ガンバだけでなくJリーグにもその名前は広まっていった。当時の二川は、テクニックに優れるもののドリブルが弱いところが弱点と言われていたが、オフシーズンに黙々と練習し、翌シーズンには1対1でドリブル突破する技術を身につける。1996年のアジアカップで、左足のクロスの精度が低いと非難された相馬(利き足は右)が、翌年には見事に左足からのクロスの精度を上げて、日本代表で不動の地位を築いたが、二川もガンバ大阪の主力として定着しつつあった。



◆強力ライバルの出現
 順風満帆に見えた二川のサッカー人生だったが、2002年シーズン開幕前に、突如として大きなライバルが加入する。ブラジルで天使の右足と称され、ブラジル代表でも活躍していた天才ファンタジスタ・マルセリーニョ・カリオカの加入によって、二川はベンチに追いやられてしまう。ガンバ大阪の強化サイドの話では、「二川に刺激を与える」という意味合いもあったようだが、マルセリーニョの存在感は大きく、宮本目当てのミーハーサポーターでさえも、思わず感嘆の声を上げるプレーの数々で、完全にガンバの中盤を掌握する。6月に行われた美作キャンプでは、マルセリーニョとの連携を深めることが主眼となるなど、まさにマルセリーニョのチームとなりつつあった。
 ところが、ここで思わぬ幸運が舞い降りる。マルセリーニョのサイドチェンジはあまりにも鋭いために、技術力の劣る選手ではそのテンポについていくことが難しかったが、ガンバユース出身の新井場、橋本、二川あたりはこのテンポについていくができた。マルセリーニョのプレーにあわせるうちに、二川のパサーとしての能力にも磨きがかかった。さらに、途中からマルセリーニョが怪我がちであったこともあって、二川がガンバ大阪の中盤を掌握するようになった。オフには、アラブからの高額オファーでマルセリーニョがあったこともあり、二川には指揮官の西野から強引に背番号10を託され、名実共にガンバの中心選手となった。



◆ガンバの中心で・・・
 指揮官の西野は、毎シーズンいろいろな戦術を試すことが好きだったこともあり、トップ下だけでなく、左ウイングバック、試合によってはサイドバックまでやらされることがあったが、二川は慣れないポジションでもこなしていた。同じ時期に、マルセリーニョの移籍で大きな展開がなくなり、持ち味を消される形となった新井場は、ベンチを温める機会が多くなったが、二川はその新井場に代わり、左ウイングバックでレギュラーを獲得した。(トルシエの小野、中村のような起用法)
 そして、2003年シーズンから、吉原に代わりレギュラーを奪った大黒と、強力なホットラインを築くことに成功する。大黒は、2004年シーズンに、セレッソ大阪・大久保、ヴィッセル神戸・播戸らと、激しい日本人得点王の座を争ったが、この影には天才パサー二川の存在があった。そもそも、吉原がレギュラーを失った原因も、ガンバの中心選手である二川との相性という面も大きかった。そして、2005年シーズンには、アラウージョ、遠藤、大黒、フェルナンジーニョらと織り成す華麗なパスサッカーで、ガンバの初優勝に貢献した。



◆怪我の多い小さな巨人
 ただ、二川は168cmの小さな体にも関わらず、相手との競り合いでは体をぶつけてキープするファイターでもある。ただ上手いだけではなく、こういったメンタル面も含めて、西野監督の信頼は厚いが、このプレースタイルが仇となって、毎年のようにシーズン終盤になると怪我に悩まされるようになる。2007年シーズンからは、4−4−2のオフェンシブハーフとして、プレスもパスもできる二川、遠藤のコンビが、攻守に渡って相手の脅威となっていくが、遠藤もさることながら、二川が欠場すると攻守に機能しなくなる場面が増え、これがガンバ大阪のアキレス腱となっている。現在も、クラブW杯に向けて、懸命のリハビリを続けているが、ガンバ大阪がマンチェスター・ユナイテッドと、普通の試合が出来るか否かは、二川が命運を握っているといっても過言ではない。



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posted by マルセリーニョ・カリオカ at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ガンバ大阪選手名鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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